現行モデル(2022年モデル)は「屋外使用専用」です
パセコの石油ストーブには「屋外使用専用」と明記されています。
ストーブなのに屋内で使えないの?と
結論から言うと「パセコの石油ストーブ」は室内でも使えるけど「PSCマーク」を取得していないため日本では推奨していない。ということです。
少し不安になりますよね?順を追って説明しますと
まず「PSCマーク」とは安全性を示すマークです
日本の石油ストーブは現在「消費生活用製品安全法における特定製品」に属しています。
簡単に言うと「国の認定を受けなければ売っちゃだめな製品に分類されている」ということです。
安全基準について一つ例を挙げると、「一酸化炭素中毒を防ぐための安全装置に通知機能の義務付け、再点火防止機能の義務付け」といったことがあります。(ほかにもいくつかあります。)
そしてその認定を示すのが「PSCマーク」
このマークがあれば「国が示す安全基準をクリアしてますよという証明になります」
パセコの石油ストーブはなぜ販売できる?
ではなぜ販売できるのかというと「屋外使用専用」という表示があるからです。
法をかいくぐるっている、というわけではありませんが、この表記により「消費生活用製品安全法における特定製品」の枠組みから外れるため、販売が可能になります。
しかしながら、韓国の老舗メーカーであるパセコは中東を中心としたアジア圏でとても人気があり、そもそもは一般家庭用として室内で利用されています。
勘違いしてほしくないのは「室内では利用できない品質」というわけではないのです。
ただし現状は「屋外使用専用」なので利用する場合は自己責任ということになります。
私も推奨はしておりません!個人の裁量で!と言わせていただきますが、PSCマークを取得した製品よりも一酸化炭素が出るとか、有害物質が出るとかそういった話ではなので使おうと思えば屋内でも利用できるということになります。
おわりに
使用できるとはいえやはり屋内での使用が目的であるならば、他のストーブを購入することがベターといえるでしょう。
私はキャンプ用に購入しましたが個人的には購入してよかったと感じています。キャンプは「屋外」ですしね。
キャンパーに人気のある一般的なストーブは「アラジン」や「トヨトミ」「コロナ」などありますが、これらに比べて「価格」も非常に魅力的ですし、火力と燃焼時間の持ちもかなり高水準だといえます。
しかしながらキャンプであっても石油ストーブの取り扱いには注意が必要です。
基本的に薪ストーブも含めテント内で一酸化炭素が発生する暖房機器の使用は推奨されていません。
一酸化炭素検知器や換気などしっかりと準備をしてから使用しましょう。
いろいろ怖いことも述べましたが、しっかりと準備をすれば安全に使えますし、とてもあったかく快適性が大幅に向上するギアであることは間違いないです。
正しい知識と準備をし、正しく使いましょう!